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映画で学べる「多様性とは何か?」今週末です!

ハーフの人たちが自身のナレーションとインタビューで作った自主映画「ハーフ hafu」
登場するのは日本と外国にルーツを持つ6人のハーフたち。彼らの生い立ちや家族の関係、教育、外見についてなど、図らずして直面するさまざまな周囲の反応に対し、それぞれの奥深い感情の側面が表現されているドキュメンタリー作品です。6人のハーフを取り巻く状況はさまざまで、一つひとつが日本を表しています。49人に1人は両親のどちらかが外国籍という現実を知り、みなさんのすぐとなりにある多様性に気づいてください。

ここでは主人公のうち2人を紹介します。
父が日本人、母がガーナ人の矢野ディビッド。彼のことばは底抜けにやさしく暖かい。そして時々切ない。「他の人に話しかけるみたいにぼくにも話しかけてって思うんだよね」

大嫌いだった日本。でもガーナ訪問後、飛行機の中で「ぼくは日本人なんだ」という思いを強くする。ガーナでストリートチルドレンに出会い、幼いころの自分が重なってみえた。そして「何にもできないって思っていたけど、こんなぼくにだってできることがあるんだ」と現地に学校を建設する。

名古屋在住の矢野ファミリー。長男が幼稚園のときからすでにいじめは始まった。名前があるのに「英語人、英語人」と呼ばれることに傷つく。家庭では日本語、英語、スペイン語の3カ国語で過ごす。日本語が得意ではない長男は公立小学校で疎外感を感じ、自らメキシコに行くことを選ぶ。1年後帰国し、名古屋インターナショナルスクールに転校する。

彼らの生き方を知ることが、私たち自身のこれからの生き方を考えるきっかけになります。「ハーフであるとは、どういうことなのか?」を問うとき、では「日本人であるということは、どういうことなのか?」と、考えずにはいられません。そして「わたしであるとはいったいどういうことなのか?」という問いにたどり着いたとき、はじめてこの映画の意味がわかるような気がします。


※「半分」という意味の「ハーフ」は実は日本で作られたことばです。英語ではmixed rootsと表現されるようです。
ぜひ、お見逃しなく!

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