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第13回オーストラリアのメルボルンとツナガルプロジェクトを開催しました!

今回は日本とは正反対の季節、真夏のオーストラリアからのツナガルプロジェクトです。
メルボルン在住15年目で、お二人のお子様を育てながら日本語を教えていらっしゃるユキ・リデルさんがゲストスピーカーとしておこしくださいました。
生活者でないとわからないオーストラリアの学校のこと、行事のこと、家族のこと、生活様式や習慣について、たくさん教えていただきました。

アボリジニの人々はなんと6.5万年以上前からオーストラリア大陸に住んでいて人類最古の先住民といわれているそうです。
その後、イギリスの植民地になり、ゴールドラッシュを経て、オーストラリア連邦が1901年に建国されたとのこと。
今でもイベントが行われるときには必ず先住民のアボリジニに感謝のことばをのべることが通例だそうです。

一番印象的だったのは学校や教育についてのお話。
公立の小学校に通学されているそうですがさまざまなイベントが目白押し。
年長児が学校に登校して100日をお祝いする「100歳ディ」
オリンピックが開催されていれば、好きなスポーツの格好をして一日を過ごす「オリンピックディ」
パジャマのまま登校してそのまま過ごす日もあれば
本の中のキャラクターに仮装して学校に登校する日もあるそうです。

お誕生日にはお誕生日をお祝いする子がいろいろな工夫を凝らした場所に友達をお招きして楽しく過ごし、帰りにはお土産を渡すのだとか。
先日は体操教室を貸し切ってのお誕生日会を開催されたそうです。

日本と異なる点として・・・
学区ではなく、小学校が選べる。
個々を大事にしている。
とにかく褒める。
さまざまな支援が必要な児童のためにエイドさんがいる。
教科書は一切ない。
各州の定めたカリキュラムに沿って、先生達が手作り。
それぞれの学校の大切にしている特色を出している。
Phonics(フォニックス)を習っている小学校は意外に少ない。
グループに分かれての勉強が中心で複数の学年が混合したクラスもある。

など、一人一人のベストが出せるようになっているようです。教育のシステム自体がかなり柔軟な制度のようですね。

具体的なお話を聞けば聞くほど、46%が移民の国というオーストラリアの多様性を肌で感じることが出来ました。
「みんなちがってみんないい」「自分は自分、人は人」そんなメッセージを受け取りました。
バイタリティあふれるユキさん!日本とオーストラリアの架け橋になってくださってありがとうございました!


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